これから留学するのに、必要な準備は揃っていますか。
- 荷物の準備
- 航空券の手配
- 住む場所の確保
- 学校探し
やること沢山あります。
忙しそうですが、考えるだけでワクワクしますね。
でも一つ、早ければ早いほど取り掛かると良いものを忘れています。
それは英語の勉強です。

・・・それは現地に着いてから!
私はそう思っていましたが、フィリピンの留学先が決まった時に言われました。
「英語の勉強も頑張ってくださいね」
はい!と答えたもののハテナでした。
ちなみに私の通った学校の経営者は日本人です。
英語を勉強に行くのに、なんで勉強が大切なの?
行ってからでは遅い勉強があります。
結論から言うと、留学前の英語学習はかなり大事です。
私も、少なからず実践しておいて本当に良かったと思いました。
時間を作って勉強したことは、留学したらすぐに効果を実感できるはず。
一番大事なのは「継続」することなので、無理せず自分のペースで続けていくのが大切です。

何を勉強していくのが良いかな
現地の先生(TOEIC満点保持者)に勧められた留学前に抑えておきたい勉強は、以下のものです。
- 単語
- スピーキング
- リスニング
- 文法
え!こんなに!?と思いませんでしたか。
私は思いました。
上から優先順位を高くしています。
時間がない人は、掻い摘んだ勉強のお勧め方法も書いているので読んでみてください。
留学まであと何ヶ月、何日あるかは人それぞれですが、留学前に始めておきたい勉強は4つです。
4つの勉強を少しでもしておくと、スムーズに海外生活と勉強を始めやすくなります。
- 現地に飛び込めば英語耳になる
- 海外生活していたら自然と英語がしゃべれるようになる

こんな甘い話は、正直ないです
それぞれ順を追って、おすすめの勉強の手順もお伝えするので確認してみてください。
留学前の英語の勉強なにしてた?単語の勉強
単語→語彙力を増やす・自分の伝えたいことが発信できる状態を目指す!
英語力を伸ばすには
- 文法をしっかり勉強
- 単語を勉強
この順番と思いがちです。

私もまずは中学英語の文法を勉強
そう思っていましたが、お勧めは逆。
多くの単語を知っているのは、力のつき方が違います。
もちろん文法も大切です。
でも英語を話す時に、文法が先に頭に浮かびませんか。
どっちかというと、文法はあまり気にしないほうが良いです。
私は留学したての時、文法を使って話すことに真剣になっていました。
文法で話そう話そうとすると、頭でっかちになります。
伝えたいけど、文法に自信がないからごまかしがちに。
そうするうちに、知ってる単語さえ抜けてしまって何も発せなくなりました。
単語だけでも良いので、口に出す方が英語は伸びます。
文法を知っているより役に立つのは、単語を多く知っている方です。

英語を喋る週間がつくと、文法はあとからついてきてくれる
逆に、単語の引き出しが少ないと言葉すら発せられません。
手振り身振りで通じると、英語を間違える恥ずかしさが解消されます。
でも、その代わりに消極的になってしまいます。
- 文法が使えなくても、喋る習慣をつけた方が良い
- 単語を知っているのは武器になり、自信になる
留学前の英語の勉強なにしてた?スピーキング
スピーキングも大切です。
私の通った語学学校のモットーは「話す」ことでした。
文法なんて気にせずとにかく話すんだ!文法はあとからついてくる!
そう先生に言われても

いや、文法大事っしょ
そう思っていました。
私は留学前、この努力を怠りました。
実践の仕方もわかりませんでした。
結果、現地に飛んでから撃沈。

話すことに慣れてたら、授業5回分は無駄にせず済んだ・・・
現地に行くと、当然ですが英語で話しかけられるので、答えなければいけません。
心構えなしには、話すのにも勇気がいります。
日本人は、どちらかというと恥ずかしがり屋さんが多いお国。
海外の人と話すとき、恥ずかしさからカタカナ発音や小声になりがちです。
母国語でない英語に自信がないからです。
しっかりと発音するには大きな口を開けて、はっきりと話す必要があります。
- 間違えても平気
- 先生は気にしていない
- 母国語じゃないから喋れなくて当たり前
現地に到着して思った結論はまさにこれでした。
勉強している人に、教えてる先生がどうこう思うはずもありません。

でも何か恥ずかしい・・・
こうなると、緊張した状態で勉強が続くことになります。
わからないことを勉強するのは緊張するし不安ですね。
でもこの緊張は、早く取り除いた方が良いです。
緊張がない状態で勉強すると、頭にまっすぐ入ってきます。
- 間違えたらどうしよう。
- 何言ってるかわからない。
- わからないことを伝えられない。
この状態を解決するには、喋るしかないのです。
- もう一度お願いします
- ゆっくり話して
- どういう意味?
これらの言葉は難しい文章から成り立っていません。
日本で、海外の人と話すことになれていくと解消されますよ。

慣れと実績が自信になるよ
私はフィリピン留学後から2年ほどして、今度はカナダにオペア留学に行きました。
その時にやってきたのが、ファミリーとのスカイプ面談。
久しぶりの生きた英語にド緊張です。
でも以前の失敗から学んだことを実践する機会となりました。
事前のスピーキングで不安を取り除けば、自分の知っていることを英語で発信できます。
私はオンラインで練習を積みました。
まずは無料のオンラインスクール・英会話スクールをしらみつぶしに実行。
無料で何個も受講させて貰うことで、いろんな先生と触れ合うことができます。
- オンライン英会話で無料体験
- 英会話スクールの無料体験
時間がない場合は、オンラインで完結してもOKです。
私は受けれるオンラインは全て受けて、英会話スクールの体験にも行きました。

無料だからこそできること
無料体験をさせてくれるところは、たくさんの人を無料で受け入れてくれています。
なので、無料だからといってその後契約しなければ勧誘が凄いなんてこともありません。
中には、感想を求める学校もありますが、そんな学校にはこう答えます。
- ありがとうございます。検討します。
- 機会があればお願いします。
- もう留学に行ってしまうので(ごめんなさい、嘘です)
もちろん体験を受ける中で、「実践を積みたい」と思えるスクールや先生に出会えたら入会することもできます。
英語の勉強に、オンラインやスクールの存在は大きいものになりますよ。
無料のオンラインスクール
まずはオンラインスクールが断然オススメです。
- 画面の中の先生とは会話がしやすい
- 目の前に先生がいるのとでは、緊張の度合いが違う
- 自分の部屋内で受けれるのでリラックスしてのぞめる
全部無料なので、個人的には全て体験だけでも受けるのをおすすめします。
下記の記事は、オンラインスクールをまとめたものです。
もちろん全て無料なので、参考にしてみてください。
無料の英会話スクール
オンラインで英語を話すことに慣れてきたら、英会話の無料レッスンもオススメです。
目の前に先生がいるという、適度な緊張感を体感できます。
わたしの英会話b

- 日本語がペラペラな外国人講師
- 英語圏からきたネイティブスピーカー
- 90分の無料体験
- オープンスペースの体験で勧誘なし
- スクール場所:銀座・渋谷・新宿・横浜・自由が丘・二子玉川・吉祥寺・日本橋・池袋
シェーン英会話
- 英語を母国語としたネイティブ講師
- 全国に213校(2019年8月現在)
- 講師と1対1の体験レッスン
留学前の英語の勉強なにしてた?リスニング
当たり前のことですが、英語で話しかけられたら答えないといけません。
そのために日本にいるうちからオンラインや英会話教室で、話すことへの抵抗を下げるのは大切です。
話すことへの抵抗力が下がったら、聞くことへの抵抗力も下がります。
何を言っているか理解できないと、喋ることもできません。
でも喋ることができないと、何を言っているか理解しても意味がありませんよね。
スピーキングも大事ですが、リーディングも大事です。
英語に慣れることが目的のリスニング。
言葉が聞き取れないと授業の意味がありません。
でも、どの語学学校でも共通して個々のレベルに合わせた授業をしてくれます。
スピードなども先生が調整してくれるので、英語を聞くのに抵抗がなくなったらOKです。
単語を勉強していると、知っている単語と単語をつなぐことができます。
私がリスニングに使っていたのは、好きな映画のYoutube動画。
初めはYoutubeで「日本アニメ 英語版」など検索して見慣れたアニメを英語で聞いていました。
元手が日本のアニメがオススメの理由は
- 見慣れたアニメは、親しみがあるので耳が入りやすい
- 子供向けなので、難しい英語が少ない
- 背景や表情から連想しやすい
- 単発な言葉が多く、発音が聞き取りやすい
「日常生活がテーマ」のアニメがおすすめです。
私は魔女の宅急便を1番見ていました。
日常が描かれているので、ふだん使いの言葉がたくさん出てきます。
何度も見ていたアニメなので、英語になっても展開が大体わかるのが良かったです。
千と千尋も勉強に最適でした。
どちらもPCから視聴ができます。
何度か見たことのあるアニメ映画であれば何でもおすすめです。

ピクサー映画もおすすめ
SFとかホラーとか好きなジャンルによっては、日常的な会話が少なかったりします。
まずは、日常を描くようなアニメから始めましょう。
インプット⇔アウトプットを繰り返せます。
だんだん知らない単語や、聞き取れない言葉が出てきだします。

字幕付きだと単語を拾いやすい
そんな時はメモを取って、調べましょう。
ああ、こう言ってるのね。と納得してから次に進むと話がつながります。
だんだん慣れてきたら海外ドラマもオススメです。
私はSex and the cityが好きなので、その動画をYoutubeで見続けました。

ネイティブ発音が聞き取りづらいことも
留学先でしていたリスニング学習
留学先の勉強法の一つに、リスニングを伸ばす授業が2つありました。
ひとつめは、「シャドーイング」です。
シャドーイング
シャドーイングは、英語を聞きながらそれを真似して発音する勉強法です。
- 聞こえてくる英文のすぐ後ろを追いかけて発するのがポイント
- 聞きながら発音するので、難易度は高め
でも繰り返し練習することで、確実に英語スキルは上達していきます。
シャドーイングで期待できる効果
- 発音
- 英語のリズム
- 音の強弱
- イントネーション
とはいえ、はじめの方はついていくのに必死でした。

慣れると発音やイントネーションが耳に入ってくる

リスニング力・スピーキング力の強化に期待
はじめはなれなくて当たり前ですが、聞こえてくる英語と全く同じ発音・スピードで繰り返す意識を持ちます。
とにかく集中して聞くので疲れてしまいがちですがここが頑張りどころ。
だんだんとわかるようになっていきます。
もう一つが、英文を聞き終えてから繰り返す「リピート」です。
リピート
先生が英語で言った言葉を、教科書など見ずにリピートするというものです。
シャドーイングと似ていますが、リピートは全文聞いた後に繰り返していきます。
意味はわからなくても大丈夫です。
- とにかく先生が言った言葉を、聞こえたまま繰り返す
- 短文ではなく、長文が多い
- 途中で記憶が途切れたら、先生が詰まったところから再度繰り返す
オウム返しの勉強法ですが、だんだん先生の言っていることを長く記憶できるようになります。

繰り返し行うことで、意味もだんだんわかってくる
シャドーイングとリスニングを組み合わせる授業で、リスニングは大分鍛えられました。
留学前だとアニメを見ながら、キャラクターが喋った後を追ってみるのが効果的です。
繰り返し見ているアニメに慣れてきたら、口に出してみてください。
見て聞いてるだけと、感じ方が違うと思います。
留学前の英語の勉強なにしてた?文法
文法の勉強は、中学の文法を抑えていたら十分です。
日常会話で使われている文法は、ほぼ中学校で習ったもの。
正しい文章を組み立てて、読み書きできる程度で十分と思っています。
中学の文法を学ぶのに適しているのが、「マンガでおさらい中学英語」です。
中学校の英語を教えている先生のオススメ。
漫画なので読みやすいのと、文法の
シリーズ化されている人気の1冊です。
基礎をやりおなせるので、時間がない人の習得も可。
もう1冊くらい時間がある人におすすめは
「中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本」もオススメです。
人気が出すぎてベストセラーになりました。
問題集も出ているので、まず1冊読んでみてください。
基礎の復習に役立つ一冊。
留学前の英語の勉強は時間があるだけしよう!
留学前に抑えておきたい勉強をまとめるとこうなりました。
- 単語
- スピーキング
- リスニング
- 文法
優先順位は上からと書きましたが、単語が終わるまでスピーキングはしない!という意味ではありません。
時間の配分の優先順位です。
例えば5時間勉強しようと思った時の時間配分は
2時間単語・1時間30分スピーキング・1時間リスニング・30分文法。
留学前の英語の勉強は早ければ早い方がいろんなことを吸収できるのでおすすめです。
ぜひ頑張ってください。
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