掃除するときは、市販のものを大いに活用していた主婦です。
でも、便利だし、すぐ手に入るし有り難みがないと掃除に身が入らないというか、大掃除の時に頑張れば良いかという感じで普段の掃除は掃除機・クイックルワイパー・お風呂は入る時だけ浴室掃除(スプレーとこするだけ)・トイレは寝る前の便座拭き・たまに便器掃除。まぁこの程度でした。

私はあんまり気にしないタイプ
オットはきれい好きなので、クイックルワイパー等普段からしていますが、細かな掃除までは夫婦共にしていませんでした。

このままでもいいけどこのままではいかん気もする・・
自分でスプレーを作ったり、重曹など普段使わないものを使って掃除をしたら、できる主婦な感じがして掃除をこまめにするようになるかも・・
気持ちから入ることも大事ですよね。と、いうことで我が家は少し前からクエン酸と酢・重曹・セスキ炭酸ソーダを活用する掃除を週に1回取り入れるようになりました。
我が家に厳選した掃除の仕方なので他にもこの3種は使い道豊富ですよ。
例えば洗濯にセキス炭酸ソーダは万能といわれますが、我が家はドラム式なので出来なくもないのですが、ちょっと手間なのでそこは洗濯洗剤を活用。とまぁこんな感じです。
今回はセキス炭酸ソーダ編です。
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セキス炭酸ソーダとは
セスキ炭酸ソーダはとても使いやすいアルカリ剤です。
重曹に比べても水に溶けやすく、アルカリの強さがほどほどなので、洗浄力があるのに手荒れの心配が少ないのもポイント高しです。
さらさらとした結晶状で水に溶けやすく、洗剤として使うと高い洗浄力があります。

幼児やペットがいる家庭でも安心して使えます
常温での長期間保存も可能で、重曹と同じく無機物・サラサラした結晶状で扱いやすく、常温で長期間保存しても変質しないのも特徴です。
セスキ炭酸ソーダは重曹と同じアルカリ性で、酸性汚れを中和します。
重曹との違いはアルカリ性の強さで、セスキ炭酸ソーダの方がより汚れを分解しやすいと言えます。
また、水に溶けやすいのも特徴なので、スプレー水を作ると大活用できます。
得意とする汚れ
酸性の汚れが得意です。
衣類のたんぱく汚れ・血液の汚れ・油汚れ・手垢・湯あか・食べ物の汚れなどです。
・取っ手やスイッチの手垢汚れ
・ひどい油汚れの下処理
・皮脂や垢などが付いた衣類の洗濯
・血液で汚れたもの
セスキ炭酸ソーダは、油やたんぱく質をある程度分解することができます。
油やたんぱく質が嫌な臭いを放っている場合の消臭作用もあります。
不得意とする汚れ
アルカリ性の汚れにはあまり効果がありません。
電気ポットの内側につくガリガリした汚れや、シンクの水あか・キッチンの油汚れなどです。
ひどい泥汚れ
口紅や醤油、ソースの衣類シミ
革製品、白木の床やタンス・畳・カーペットの汚れ

こうした汚れは、市販の界面活性剤入りの洗剤を使用しましょう
※セスキ炭酸ソーダも重曹と同じで、木の床や畳・カーペットのような繊維素材に使うとシミや変色の恐れがあります。
また、アルミに使うと黒く変色してしまうので気をつけてください。
セキススプレーの作り方
用意するもの
家庭によって、分量が違うかもしれませんが、我が家はこの量で掃除しています。
良い悪いはわかりませんが、素手で掃除してて手が荒れたりすることは今の所ありません。

肌が弱い方は手袋を使ってくださいね
・水500ml
・セスキ炭酸ソーダ小さじ1
・スプレー容器
作り方
スプレー容器に分量の水を入れ、セスキ炭酸ソーダを溶かします。
常時ストックしておく分はこのくらいの濃度で十分かなと思います。
汚れがひどい時は少し足すと良いです。
液を作り置きする場合は、2~3ヶ月以内を目安に使い切るか新しいものに交換しましょう。
作り置きしている液は直射日光や高温を避けて保存してくださいね。
セスキ炭酸ソーダをスプレー洗剤として作っておくと、手垢やキッチン周りの汚れにさっと使えるほか、洗濯の時にも便利です。

シャツのえりそで汚れにスプレーしてから洗濯すると汚れが落ちやすくなります
掃除活用法
玄関タイル
作ったスプレーをかけて雑巾で拭き取りましょう。
泥汚れにも効果があって、仕上げ拭きの必要もないので便利です。
換気扇
油でベトベトの換気扇にスプレーをかけて、汚れが浮いてきたら布で拭き取ります。
拭いた後は水拭きします。
汚れがひどいときはスプレーの濃度を濃くしたあと、しばらく放置してから拭き取ります。
キッチン周り
ガスレンジ・クッキングヒーター・天板や五徳などの油汚れにスプレーをかけ、汚れが浮いてきたら布で拭き取ります。
拭いた後は水拭きか水で洗い流します。
汚れがひどいときはスプレーの濃度を濃くして、しばらく放置してから拭き取ってみるかスプレー液を桶にためて、その中に浸けると落ちやすくなります。
壁紙や電気のスイッチ・ドアノブ
壁紙や電気のスイッチ、ドアノブは知らない間に手垢で汚れています。
スプレーをかけて数分置いた後に布で拭き取ります。手垢で黒ずんでいる場合は少し放置時間を延ばします。
※壁紙は湿らせすぎると痛みの原因になってしまうので、汚れがひどくても放置はせずにスプレーしたらすぐにふき取るようにしましょう。

洗濯にも使えますが、我が家では活用していないので割愛します
浴室・トイレ
セスキ炭酸ソーダは皮脂汚れに強いので、お風呂の垢やトイレ掃除に向いています。
抗菌作用もあるので、浴室やトイレに発生しやすい赤カビや黒カビの予防も期待できます。
浴槽や便器・床・壁などにスプレーをし、スポンジでこすったり雑巾でふきとります。
毎日のお風呂・トイレ掃除に使いやすいです。
※お風呂にこびりつきやすい水垢や便器の尿汚れはアルカリ性なので、スプレーの効果はほとんどありません。

水垢や尿石落としには、酸性のクエン酸を使います

プロに任せてみる
毎日の掃除に疲れたり、気合いを入れて掃除しなきゃいけない場合は(大掃除・義両親襲来・長年放置の汚れが中々落ちない)家事代行というプロに任せてみるのも良いですよ。
おまけ記事という位置付けで、コスパの良い家事代行業者を5社発見したのでシェアします。
この値段でこのサービスなら良いと思える業者があるかもしれませんよ。

我が家は、近い将来1社頼みます
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まとめ
セキス炭酸ソーダ、便利ですね。
手作りすることで、コスパも最強になります。
保管期間も長めなので、1度作れば毎日の掃除に役立つこと間違いなしです!
セキス炭酸ソーダの得意・不得意とする汚れを極めて、ぜひ手作りセキススプレーでエコ掃除をしてみてくださいね。
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