赤ちゃんが生まれて半年。
そろそろ離乳食を始めようと思っているご家庭も多いのではないでしょうか。
我が家は、離乳食を始める時に何がいるかな?と大分重い腰で、かなりゆっくり準備をしました。
離乳食スタートから、完了期を迎えて大人とほぼ同じものを食べている現在まで、長い道のりに感じました。

時には作りたくない〜と思う時も・・・



母親一年生、そんな時だってあるよね
離乳食を始めるにあたって用意したいもの、便利だったもの、どんな風に作ってたかをお話したいと思います。
これから離乳食デビューの赤ちゃんのいるお母さんの参考になれば幸いです。
離乳食っていつから?
離乳食をスタートする月齢の目安は、生後6カ月頃からといわれています。
赤ちゃんの離乳を開始しても良いとされる発達の段階がこの時期とリンクする場合が多いことから、この時期が推奨されています。
発達の段階とは?
・支えてあげるとすわれる
・首がしっかりすわっている
・親が食べている様子に興味を示す
・スプーンなどを入れてみても下で押し出すことが少ない
このような状態になったら、離乳食を始めるのにちょうど良い時期になった、と考えましょう。
赤ちゃんは一人一人の成長スピードが違って当然なので、慌てずお母さんのペースで始めることが大切です。



我が家は支えてあげると座れるというのが中々できなかったので、無理せず7ヶ月から始めました。
段階別○○期
5〜6ヶ月頃をごっくん期といいます。
唇を閉じてゴックンと飲み込む練習をする時期です。
大人が食べているのをじっと見ていたり、よだれが出たり、口をもぐもぐ動かす様子が見られたら、離乳食のスタートです。
7〜8ヶ月をモグモグ期といいます。
舌でつぶれるくらいの固さのものをモグモグと食べられるようになる時期です。
たんぱく質の豊富な食品と野菜を組み合わせて栄養バランスをとる習慣をつける時期です。
9〜11ヶ月をカミカミ期といいます。
歯ぐきでつぶせる固さのものが食べられるようになる時期です。
食事が1日3回食になってくる時期で、鉄が不足しやすいので赤身の魚や肉、レバーを食事に出すと良いですよ。
手づかみで食べ出す時期。各家庭で床散らばり事件が多発する時期です。
12〜18ヶ月をパクパク期といいます。
離乳食の仕上げの時期で、歯ぐきでかんだり、つぶしたりできるようになります。
大人の食事を利用して薄味にして出したりできるようになるので大分楽になってきます。
あとちょっとで離乳食完了!私はとても嬉しい時期でした。



1歳を過ぎたら、牛乳かフォローアップミルクを1日400mlほど飲ませてあげると良いですよ



モグモグ期、作るの辛そうだったよね
私的な意見ですが、野菜や、肉、魚を取り入れ出して、中々次の段階までいかないごっくん期とモグモグ期は辛かったです。
まず野菜・肉・魚を茹でてみじん切りにして出汁やコンソメ等で薄い味を作った後に、製氷皿に冷ました全てを少しずつ入れて凍らせてご飯のたびに解凍していたのですが、この作業が非常に辛かったです。
ブレンダーや、みじん切りにする機械もあったのですが、みじん切りにする作業は手作業でしていました(自業自得)
機械を使ってやった方が絶対楽ですし、なんで当時の自分が手作業で全てを細かくしていたのか謎なくらいです。ぜひ使えるものは使いましょう。
カミカミ期はおかずのレパートリーに伸び悩みました。
まだ気をつけた方が良い食材とか、月齢に届いてない食材は使わないようにしていたのですが、メニューが全然思い浮かばずで苦しかったです。
パクパク期になる頃には、離乳食作りは大分楽になってきたのですが、それでも欲が出るもので「いつになったら味付けも一緒にしていいんだー!」と思っていました。
離乳食に関してグチ多めな母だったと思います。ごめんなさい。
離乳食時期に必要になったもの
ベビーチェア
一番はこれではないでしょうか。
私は現在までに2回買い直しました。



はじめ、こんなに長い期間使うと思わなかった
理由は、こんなにも長い期間使うとは思っていなかったので、全体的に小さいサイズのものを購入してしまったからです。
ベビーチェアを色々見てて



KATOJIが有名だし人気があるのね
と、思っていたのですが



使う時期なんてすぐに過ぎ去るだろうから今の子供サイズに合わせて買っちゃお!
このせいで、買い直す羽目に・・・
1代目の詳細は書きませんが、使い勝手も悪くなかったのですが、月齢が上がるにつれて使いにくくなってきました。
テーブルの幅も2歳になる頃には手狭に感じました。
食べれるメニューも増えるため、それと同時にテーブルにのせるものが増えてしまい、買い直す限界前は、
こちらの子供用プレートとお味噌汁の器(離乳食用)と、お茶でいっぱいになってしまうので、大好きな納豆を置こうものなら、お味噌汁と入れ替わりたちかわり置いてあげるしかありませんでした。
これが地味に面倒臭かったのと、やっぱりテーブルが狭いので少し手が動くとお味噌汁床に落下。というのも普通に日常化していました。
メインのプレートが落ちた時「限界や・・・」と重い腰をあげました。
KATOJIの椅子にも種類がたくさんありますが、買い換える予定のなかった2代目なので、1万円以下で、テーブルの幅が今のものより大きいものの2点に絞り決めました。
もうすぐ3歳の娘の食事の時に便利です。
ご飯も余裕を持って並べられるし、机が大きいのでこぼすこともなくなり、手間も減りました。
離乳食はじめから先々のことを考えて購入したらよかったと反省しました。
食器セット
こちらを購入しました。
使ってみた感想は、まずは便利!でした。
一番使わないだろうと思ったザルみたいなものさえ、うどんなどの麺類をあげる時にまさかの重宝しましたし、ご飯茶わんと味噌汁茶碗は未だに活用しています。(今はどっちも汁物茶碗で使っています。量を調整できるので便利です)
フォークとスプーンは浅めに作られているので、今は娘のおもちゃになっていますが、自分で持って食べるようになってから2歳くらいまでは愛用していました。
ヌードルカッターは外食するときに未だに持ち歩いています。
外食先で小さくカットしたいときに、案外お店にハサミって置かれてないんです。
外食時のハサミはとても便利なので持ち歩くようになると思いますよ。(小さめの食材きるハサミならなんでもOKです)
コップも平たいお皿も、細いスプーンも我が家ではまだフル活用していて、食器で追加されたものといえば、ワンプレートと、小さいサイズのスプーンとフォークだけです。
あとは初期からのものが大活躍してくれます。



レンジ対応も嬉しい!
ビブ
こちらは一番使うとおもいます。
むしろ、ノービブノーライフではないでしょうか。
外出時にも持ち歩きます。(最近、使い捨てエプロンなるものと併用して使っていますが、ビブの方が断然使えます)
外出時にビブがないと不安になります。
折り返しを広めに作ってくれているので食べこぼしも防いでくれます。
旅行に行ったり帰省したりするときも必ず一緒の相棒です。
試用期間も長いと思います。
我が家はまだまだ愛用させてもらう予定です。



洗いやすくて汚れないのも嬉しい
製氷皿
こちらは離乳食をまとめて作るときに必須アイテムです。
私は、写真くらい大きめの(14個入りは一食あたりチンするのにちょうど良い大きさと思います)製氷皿を2〜3個使っていました。
そこにおかゆ入れたり、おかずを入れたりしていました。
おかずは週に1〜2回、まとめて作る日を決めていました。
2〜3種類メインを魚と肉に分けたりして作っていましたよ。
1種類目は、白身魚と人参・ブロッコリー・白菜・・・
2種類目は、鳥ひき肉・大根・タマネギ・・・
3種類目は、スープにしたいから出汁やコンソメ(赤ちゃん用)を使って1種類目・2種類目とかぶらないような野菜を入れてみたりしていました。
こんな感じなので、作る日は半日作業でした。
野菜を食べやすいサイズにするのが大変で、何回かオットに八つ当たりしたりしながら、泣きながら作ったこともあります。
なので、離乳食作りに疲れた時は思い出してください。



こんなヘタレたママ1年生がいたなぁ・・・と
でもまとめて作ったあとは、ご飯のタイミングでチンしたら良いので助かりますよ。
あと、作り終えたあとの頑張った感は心地よいものです。
ブレンダー
私はこちらを使っていました。
もともとは、潰すだけの安価なものを購入していました。
なぜまた安価なものを!?と思った方は、お察しください。



私は「安物買いの銭失い」の素質を持ち合わせてるんだいっ



もーこれ、本当に悪い癖。買う前に相談して
ブレンダーなんてお洒落機械、使ったことなかった私は「離乳食初期しか使わないでしょ?他に何か潰す機会ある?」なんて思っていましたが、安価なものは機械にコンセントがくっついているので洗う時に凄く洗いにくいです。
つまり離乳食期間ですら使いにくくて困りました。
洗う時の、マッシュされたジャガイモを何度恨んだことでしょうか。
洗いやすくて使いやすいと、負担が軽くなる分、気持ち的にも楽になります。
そして、「刻む・つぶす・混ぜる・泡立てる・砕く」ことができたので、今も料理をする時に活用してます。
はじめに便利だと思うのを購入すると長く便利に使うことができますよ。
みじん切りもできるので、当初こだわっていた



母が今、野菜を食べやすいサイズにしてあげるからねっ!
この信念をあっさりやめました。
それでも、荒くなりすぎたり、この野菜は手でやった細かさじゃないと娘は食べなかったな〜とかあったので、忙しい時とかは絶対ブレンダー!とか使い分けていました。
まとめ
離乳食の初日、初めておかゆを一口食べさせた時の感覚は一生忘れないのかなぁなんて思います。
不思議なもので離乳食を始める時期になると、本当に赤ちゃんは大人の食べてる姿を見てくるようになります。



興味が出てきた印に気づいた時はキュ〜ンとしました



野菜や魚、肉を取り入れるようになった時が大変だったね
離乳食を作っている時は、早くゴール(私でいうところの大人と同じご飯)を迎えて欲しいと思っていました。
ですが慣れって素晴らしいもので、段々苦痛じゃなくなってきますし、容量もわかってきたら楽になってきます。
気がついたら離乳食時期が終わった!と、なってると思います。
これから離乳食作りの舞台にたつママ、頑張ってください。
そしてお子さんとの楽しい食事タイムを過ごしてくださいね。



おにこもまだまだ頑張れよ
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