子供が生まれると、国や自治体などが子育てを応援してくれる制度や支援に助けられることがしばしば。
出産育児一時金なんかもそうですよね。
今回は、地域ごとでさらに力を入れてくれている子育て制度を全国規模で見てみました。
この街にはこんな制度があるんだ!という発見があって面白いのでシェアしますね。
妊娠・出産
東京都 妊娠・不妊治療
妊娠から出産までの妊婦健康診査を、東京都内の区市町村では14回まで検査費用の一部を助成してくれます。
申し込み方法も簡単で、区市町村に妊娠届を提出するだけでOKです。
その後、妊婦健康診査の受診票が交付されたら、指定する医療機関で健診を受けることができます。

合計すると平均8万円の助成が受けられる計算に
超音波検査についても、東京都ではすべての自治体で1回分は公費負担になります。
さらに港区・足立区は2回、新宿区は3回まで公費で負担してくれるという優遇っぷりです。
港区は不妊治療費助成が手厚く、1年間最大30万円・通算5年で最大150万円を所得制限なしで助成してくれます。
不妊治療はお金がかかります。港区は素敵な助成をしているんですね。
東京都 出産時の費用
渋谷区と千代田区は1回の妊娠・出産ごとに助成金を支給してくれます。
渋谷区100,000円(出産に対しての助成金)
千代田区45,000円(妊娠20週以降の妊娠に対しての助成金)



渋谷区すごっ!
練馬区は3人以上子どもを産むと、出産時に毎回20万円支給されます。



3人以上はハードル高めだけど、20万はすっごく有難い!
埼玉県 和光市
妊娠から子育てまでの支援制度を行っています。
妊娠中はマタニティ食育講座・プレパパママ教室などを開催。
産後はクッキング教室・赤ちゃん学級など新米パパママを応援する施策を行っています。



フィンランドの子育て支援制度を参考にしてるんだって
産後からの支援
神奈川県 厚木市
2人以上の子どもを養育している方に1ヶ月あたり4,500円相当まで厚木市が負担して紙おむつ・おしりふきシート・赤ちゃん用ウェットティッシュの中から選んだ商品を1年間支給してくれる制度があります。



年間54,000円!凄い制度!うらやましい〜
赤ちゃんを育てるにあたっての必須の消耗品ですからかなり助かりますよね!
しかも商品を選べるのも大助かりですね!
大分県 豊後高田市
子育て中に必要なベビー用品が月額200円~800円程度の値段でレンタルすることができます。



https://www.city.bungotakada.oita.jp/page/page_02145.html
助かりますよね。そんなに長く使用しないものは使わなくなった後に困らないレンタルが良いけど値段が高いとなると購入を選んでしまいがちですよね。
この制度が住んでる場所にあったら迷わずレンタルしたいですね。
さらに、この豊後高田し、子育てに優しい制度がまだあります。
2人目以降3歳未満の子どもの保育料を無料にしています。
3歳未満ということは、保育料無償化に該当する年齢の前から無料にしてくれるということですね。
新制度の上をいく手厚い支援といえますね。
そしてそのあとも支援は続きます。
無料学習塾なるものを開催しているのです。
市内に住む園児から中学生までを対象に、子どもたちの土曜日の居場所として、また、地方でも都市部以上の充実した学習機会と活動の場を提供するというコンセプトとなっていて、定年を迎えた元教師などがボランティアで勉強を教えているそうです。
豊後高田市、すごく良いですね。
ちなみにこの豊後高田市は、映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のロケ地として最近有名になったばかりです。
古き良き街並みが今も残っている商店街が映し出されているので、子育て移住を検討中の方は、映画で街並みを見てみるのも良いかもしれませんね。
北海道 足寄町・和歌山県 高野町・兵庫県 相生町
北海道足寄町は、小学校から高校生までの給食費相当額を全額補助してくれます。
和歌山県高野町は、保育園から中学生までの給食費を全額補助してくれます。
兵庫県相生町は、幼稚園から中学生までの給食費を全額補助してくれます。
群馬県安中市は、小学校から中学校までの給食費をを一部無料化してくれます。






高野町は一部教材費や修学旅行費も無償にしてるんだって。凄い・・・
中高校生のひと月の給食費は4〜5千円程度で年間5万円ほどになるので、市町村が補助してくれる制度は嬉しい限りですね。
千葉県 流山市
送迎保育ステーションに子供を預けると、指定保育園までバスで送迎してくれるサービスがあります。
家から保育園までの距離が離れていたり、兄弟別々の保育園に通う場合などに送迎保育ステーションは大きく役立ちますね。
働く親たちの朝は慌ただしいので、本当に便利なサービスといえます。
東京都 杉並区
就学前の子どもがいる家庭に、一時保育や親子参加行事など、子育て支援サービスに利用できる杉並子育て応援券4万円分を交付しています。
子どもの出生時に4万円分・その後2歳まで年間2万円分を受け取ることができます。
応援券は、地域で行なっている産後支援・家事援助・一時保育・インフルエンザ予防接種など、1回に利用する上限額はあるものの多岐にわたります。
三重県 鳥羽市
子育費用を軽減するために、紙おむつ・粉ミルク・離乳食など必要な商品を市内の指定店舗で購入できる、とばっ子子育て応援券という3万円分の子育て支援券を発行しています。
また幼稚園・保育園に在籍する幼児が2人以上いる世帯には2人目以降の保育料無料という施策も行っています。
山梨県 早川町
日本一人口の少ない町とされている早川町では、子どもは地域の宝として義務教育無償化の取り組みを行っています。
町内の小学校・中学校に通う子どもたちの教材費・給食費をはじめとした、義務教育にかかるお金を町が負担する取り組みを行っています。
素晴らしい取り組みですね。
まさしく地域の子どもを宝物のように大切にしている取り組みといえますね。
きっと町の人たちも子どもへ向ける目が愛で溢れているんでしょうね。
まとめ
全国にはたくさんの子育て支援が展開されているんですね。
今回紹介した支援以外にも沢山の市区町村で様々な取り組みがされていることと思います。
私の町ではどうかな?と思ったら1度確認してみてください。
大体は案内等が届く支援がほとんどだと思いますが、もしかしたら受付を行っているものもあるかもしれません。
これから引越す予定がある人も、引っ越し先の町で何か支援をしていないか調べてみるのも楽しいかもしれませんね。
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