生まれたての赤ちゃん。
ホワホワして、いい匂いがして、頑張って生まれてきてくれた赤ちゃんへの愛はとまりませんよね。
そんな時、赤ちゃんのお父さんは何をしているでしょうか。
隣で一緒に幸せをかみしめていることと思います。
・・・・それだけですか?
それだけだとするとお母さんはイライラしていませんか?
新生児の赤ちゃんは可愛いだけじゃないんです。
命を守る責任があります。
身を粉にして育児に奮闘するお母さんの隣で、優しい笑みを浮かべて子どもを見つめてるだけのお父さんには、きちんとして欲しいことを伝えましょう。
今日は、新生児を持つ家庭の奥さんが旦那さんにして欲しいことをまとめてみましたので、「その通り」と思う部分がありましたら、ぜひ話し合いの時間を作ってみてください。
また、すでに奥さんから怒られたり、手伝ってと言われた旦那さんがこの記事に辿り着いてくれていたら、さらに嬉しく思います。
ぜひ、世の新米お母さんの声に耳を寄せてみてくださいね。
※この内容は、私の先輩ママである友人や、ママ友、そして私が思ったことをまとめた記事になります。
大体新米お母さんの思うことは共通していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
協力して欲しいこと
手伝うではなく、あえてここは協力と書かせていただきます。
手伝うだとお母さん主体になる感じがするので、お父さんも一緒にするという意味を込めて協力して欲しいこととします。
育児と家事に分けるだけでも何項目も出てくるので参考にしてみてください。
育児
オムツ替え
オムツ替えは、覚えて欲しいと思う奥さんはほぼ全員だと思って欲しいです。
オムツは1日に何度も替えるものなので、匂いが気になった時は奥さんに声をかけるのではなく、自分で率先して替えないと、いつまで経っても奥さんの負担は減りません。
育児は思ってる以上にやることが沢山あるので、オムツを替えれないようでは奥さんがイライラしても当然ともいえます。
うんちじゃなくても、おしっこが出てる場合は、大体のオムツにおしっこサインという色の変わる仕組みがされているので気づくことができます。
色が変わっていたら交換のタイミングです。
奥さんが気付く前に、何事もなかったかのように旦那さんが替えてくれてたら評価がガラリと変わります。
晩御飯が豪勢にもなりかねないくらい、ふとした旦那さんの協力は嬉しいものです。
おしっこサインも、慣れてきたら替えどきがわかってきます。
日中仕事でいないようでしたら、眠るまでの数時間だけでも気にしてあげると良いですよ。
この時、オムツがゆるかったりしても奥さんは怒ったりしないことが大切です。
旦那さんのやる気がみるみるしぼんでいってしまいます。

我が家のオットはオムツ替えがすごく下手でした



父親なりたて。そりゃそうです
ミルク
次にミルクもあげれるようになった方が良いです。
我が家のオットには、私が里帰り出産から戻った生後2ヶ月頃からミルクはあげる習慣をつけてもらいました。
もし里帰り出産でなかった場合は、生まれてすぐから作り方を覚えてもらったと思います。
産後の授乳は、幸せではありますが、疲れてる奥さんからしたら授乳中もウトウトしてしまうくらい疲れています。
完母だというご家庭では、ミルクをあげるというお世話は必要ありませんが、混合や完ミ(完全ミルク)のご家庭の場合は、ミルクを作ってあげるということを交代で行ったり、旦那さんがいるときはあげてくれることで、奥さんの時間がわずかでもできるようになります。
このわずかがとても大事なので、ミルクを飲ませる家庭であれば、旦那さんが作り方からあげ方まで覚えて実践すると良いです。
余裕がないかもしれませんが、深夜のミルクも奥さんの代わりに一度くらいしてあげると、奥さんの旦那さんへのまなざしはびっくりするほど変わります。



私は寝たふりしたり、ミルク作る一式をオットの枕元に用意して寝たりしていました



おにこは結構強制的でした
お風呂
新生児のお風呂も中々大変なので、仕事で遅くなることもあるかもしれませんが、できるときは最初の1ヶ月だけでも早めに帰ったりと協力することが大切だと思います。
なぜなら新生児の初めの1ヶ月は、湯船につからない方が良いとされているので、ベビーバスなど赤ちゃん専用のお風呂を使う必要があります。



一緒に入れないのは、赤ちゃんの抵抗力の低さも関係してます



ママも1ヶ月はシャワー浴が推奨されています
私は里帰りだったので、母が一緒にベビーバスに入れてくれましたが、1人でするイメージは全く持てませんでした。
ベビーバスって不安定ですし、1人で支えて、洗って、拭いてという一連の流れは中々難しいものです。
私が出産した産婦人科では、お風呂指導がありましたが、終わる頃には汗だくで「1人でするのは無理」と強く感じました。
実際に手伝ってくれた母も、低い姿勢で洗うことを続けて腰をやられました。
私も同じくです。
2人でベビーバスに入れても大変だった1ヶ月間。旦那さんも是非協力してください。



新生児のお風呂タイムはとても大変
病院
子どもを、病院に連れて行けるようになるのも大事なことです。
新生児は母乳やミルクで栄養を蓄えたり、ママの胎内にいるときに病原体に対抗する「抗体」をもらって生まれてくるので6ヶ月頃になるまでは、その抗体が感染のリスクから守ってくれるといわれています。
とはいえ、1ヶ月健診になる前に風邪をひく赤ちゃんも少なくなく、病院へ行く機会が出てきます。
我が家も1ヶ月が経つ前に首に湿疹ができて病院へ行きました。
新生児に限らず、子どもが体調を崩した時に病院へ連れて行くのがお母さんの役目にならないようにした方が良いです。
後々、仕事復帰した奥さんが、子どもの体調が悪い時に必ず病院へ連れて行く役目になったら、都合がつかない時に大変なことになります。
専業主婦で頑張っているお母さんにも共通することで、子どもの感染症がお母さんにもうつってしまったら、病院に連れて行ける人はお父さんしかいなくなります。
保険証の場所や医療証の存在、かかりつけの小児科の場所など、旦那さんも把握しておくことは重要だと思います。
友達の旦那さんは、子どもが夜に高熱を出した時に、前兆があったにも関わらずお酒を飲んだそうです。
結果、深夜に体調が悪くなっても旦那さんは車が運転できなくなっていて、奥さんは免許を持っていないので、タクシーで病院に連れて行ったそうですが、旦那さんへの恨みをすごく抱いたそうです。
子どもが体調を崩す前兆はあっても、旦那さんは、自分が連れて行くという認識がなかったのだそうです。
また、パートで働いているママ友は、はじめは子どもの病院に連れて行くのはお母さんの仕事だと思っていたそうです。
それでも、正社員ではないので、いつも仕事を休むのが気まずかったそうです。
正社員は育休明けに、時短勤務だったりと会社がフォローしてくれる制度がありますが、パートさんにはそのような体制がないので気まずくなるのは当たり前ですよね。
私も産後、契約社員として働いていた時、急に休まないといけなくなった時の当日欠勤の電話を上司にするのがとても嫌でした。
社員でないからこその気まずさってあるんです。
なので、私の場合は「オットは病院に連れて行くことはできないだろう」という考えを改め、前日に高熱が出てたり具合が悪そうな時は、あらかじめ「明日って仕事忙しい?」と聞くようにしています。
忙しいといわれれば諦めますが、「なんで?」と聞いてくる時は融通がきくんだと思い「娘の具合が明日悪いままだったら、午前に病院連れてってくれたりする?」と聞きます。
1度できるようになったら2度目からは容易いものです。
ぜひ旦那さんにも協力してもらいましょう。
家事
家事に関しては、大前提で「自分の分は自分でやってください」というのがあるようです。
食事の片付けは当たり前にして欲しいですし、お茶碗洗いくらいまではして欲しいですね。
ミルクで育てている家庭は哺乳瓶の洗浄がありますし、3時間ごとのミルクの場合、哺乳瓶は2〜3個用意してないときついです。
洗浄するのも、電子レンジや漬けおきとタイプもさまざまですが、思っている以上に育児をしながらの洗い物は大変です。
哺乳瓶の除菌をしてないのを見かけたら、代わりにして欲しいくらいです。
朝ごはんやお弁当なども、朝から作るのがきつい時だって多々あります。
夜中の授乳で寝不足なうえ、お弁当の用意なんて中々できるものではありません。
いつまでも続くことではないので、最低でも新生児の1ヶ月間は、朝ごはんはパンで済ましたり、お弁当は買うからと断ったり、自分でおにぎり作ってみたりと、できることはやって出来ないことは最小限の負担にしてあげると良いです。
新生児時代を振り返ってママたちが口を揃えていうのは
洗濯・掃除・買い物・料理・ゴミ捨て。もうなんでも良いからとにかく積極的にしてほしいというものでした。



新生児のお世話は慣れないことの連続で大変



ママもなりたて、一緒です
理解して欲しいこと
共感する
これは早期段階から是非やってほしいです。
母親になりたてのお母さんは、毎日育児・家事に追われています。
その仕事量といったらとんでもないです。
でも、その仕事に対して、誉められることもなければ認められることもありません。
今まで社会で働いてきたお母さんが、急に家の中に入って生まれたばかりの子どもと過ごすことが、どれだけ社会と切り離された気持ちになるかは計り知れません。
奥さんを褒めてくれるのは旦那さんしかいません。
褒めてもらったり、すごいと言ってもらったり、今日あった出来事を聞いてあげるだけで奥さんは元気になります。
育児が大変だと思っていない旦那さんに腹を立ててしまうのも仕方ないです。
産後すぐはホルモンバランスが崩れて、ちょっとした事でイライラしたり、涙が出たりもします。
ただでさえ、1日を育児に費やして疲れて寝不足でとなっているのに、ホルモンバランスのせいで、怒ったり泣いたりと奥さんは辛い思いをしています。
決してイライラしているからといって、一緒になって怒ったりケンカ腰になったりするのはやめましょう。
あと、産後の眠さはものすごいものです。そんな中で、夜中も3~4時間ごとに起きて授乳をしています。
目に見える感謝で奥さんは元気になったり気持ちに余裕が出たりしますよ。
感謝の気持ちを表現するのに花は喜ばれます。定期便というのも奥さんを喜ばせてくれますよ。
ママ業は24時間勤務、報酬なしの過酷なお仕事です。
ママに気持ちの余裕があると、赤ちゃんも心穏やかに成長してくれます。ママにも是非ご褒美を!
あと、産後のホルモンバランスは仕方がないことという理解を!
まとめ
赤ちゃんが生まれて特に大変で、神経を使う1ヶ月。
1ヶ月健診が来た時にホッとしたことを覚えています。
産後、体調の変化やホルモンバランスが乱れがちな奥さんをいたわって、これからの子育てを一緒に協力しあっていくために、初めはとっっても大切です。
ぜひ、頑張ってみてくださいね。
ヘトヘトになっているお母さんが読んでくれていたら、是非旦那さんにも「世の中の声」ということでシェアしてみてください。
可愛い赤ちゃんは、ママとパパの笑顔で笑顔になりますよ!
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