つわり、辛いですよね。
この記事を読んでくださっている方は、妊娠の喜びとは別に、つわりに苦しんでいる方だと思います。
私は最初から最後まで吐き続けていました。

妊娠判明直後から出産間近まで
今日は、私が妊娠中のつわりに苦しんだ時にしていたことを、どのつわりだったのかも交えて記事にしたいと思います。
一言につわりといっても様々です。
つわりの種類
吐きつわり
妊婦さんの一番有名なつわりです。
吐き気を覚える程度のこともあれば、気持ち悪いと思った瞬間に吐いてしまったり、四六時中気分が悪かったり吐いてしまったりなどさまざまです。
寝ているとき以外はずっと吐いていたりという状態になる場合もあります。
水を飲んでも吐いてしまう人は、脱水症状になってしまう人もいるので、その場合は、産院で点滴を打ってもらったり、状態によっては入院しての治療が必要です。
仕事や作業に集中しているときは、吐き気を感じなない人もいたりするので、つわりを意識しすぎることが心因的なストレスにつながることもあるようです。
吐きつわりの対策は、できるだけ「これなら食べれる!」と思うものを見つけて、食事を複数回にしても食べられそうな時に食べるのがポイントです。
野菜スープや経口補水液は比較的飲みやすく、必要なミネラルが補給には野菜スープやポカリがオススメです。

私は、ポカリばかり飲んで気持ち悪さを軽減させていました
それでもつわりの時に食べれる物って人によってマチマチです。
バランスよく試せると良いですね。
ビタミンB6や葉酸の不足が吐き気につながるということもあるので、葉酸を摂取したり、できることだけ無理せずやってみましょう。

疲れやストレスをためないようにすることも大切です
食べつわり
食べたら吐いてしまう吐きつわりとは逆に、食べないと吐いてしまうのが食べつわりです。
空腹になると特に吐き気を感じやすく、寝起きは空腹感から吐き気が強くなる傾向にありますが、お腹いっぱいになるまで食べると、かえって気分が悪くなることもあります。
常に何かが口に入っていないと吐き気がするので、飴やガムなど、すぐに食べられるものを用意すると良いですよ。

外出時にはバッグに飴やクッキー・グミを入れてました
電車の中などでも、すぐに食べれる物があると移動時も安心です。
寝る前には、起きたときにすぐに何か食べれるように、枕元に小さめのおにぎりなどを用意しておくのも良いですよ。
虫歯にならないように気をつけながら食べるようにしましょう。
また、食べつわりの人は妊娠高血圧や妊娠糖尿病などを防止するために、体重の増加にも注意しなければなりません。
私は吐きつわりと食べつわりの併発パターンだったので、朝は吐き気で目が覚めてそのまま吐いてから出勤という状態が産休に入るまで続きました。
食べつわりの症状があるときは、 栄養のバランスを気にすることはなく、この時期は食べたいものを食べられるだけ食べるのが良いですよ。
つわりが酷いと体重も減るので、落ち着いてくるまでは気にせず食べれる時に食べたいものを摂るようにしましょう。
※うなぎやレバーなどには、ビタミンAの一種レチノールが含まれています。妊娠初期の過剰摂取が胎児の催奇形性に影響をおよぼす可能性があります。

含まれる成分に注意してくださいね
眠りつわり
妊娠前と比べると、異様に眠くなるのが眠りつわりです。
一日中眠気がつきまとい、強い倦怠感や集中力の低下など、精神的・身体的につらいつわりです。
眠気やだるさを感じる症状が悪化すると、気を失うように倒れてしまう人もいます。
人に理解されにくいつわりの症状なので、仕事や子育て中の対策をしっかり考えないと、肉体的にも辛いです。
眠りつわりのあるときは、とにかく寝ることが大事です。
無理に起きているとめまいや気持ち悪さが悪化したりするので、理解されないなら一層の事、気分が悪いということで、仕事中であれば休憩室に行ったり、昼食後は早めにデスクに戻って昼寝をしたり、在宅中であれば早めに眠るようにするといいですよ。

おふろ入る前に寝落ちしちゃうこともしばしば

夜中に目を覚ましたタイミングでお風呂入ってたよね
においつわり
嗅覚が過敏になり、普段気にならないにおいがダメになってしまうつわりです。
今まで好んでいたにおいも苦手になることがあります。
食べ物や水蒸気のにおいが受け付けられず料理をするのが辛かったり、シャンプーのにおいがきつくてお風呂で気分が悪くなったり、タバコの匂いがしただけで吐いてしまったりと、 どのにおいで気持ち悪くなるかは人それぞれです。
炊き立てのご飯のにおいや、洗濯洗剤のにおいなどがNGになる時は旦那さんに協力してもらうといいですよ。
私は炊きたてのご飯の匂いが苦手だったので、お米は研ぎますが、茶碗にご飯をよそうということは一切できませんでした。

オットよ、食べたい分だけお食べ
においだけでなく嘔吐してしまう場合は、家族に協力してもらいながら、できることだけするようにしましょう。
においつわりの対策は、においを寄せ付けないようにすることしかありません。
外出時はマスクを持ち歩くようにしましょう。
私は通勤時のラッシュの人の匂いで吐いたことが何度もあるので、マスクは毎日持ち歩いてました。
電車に乗るときは必ずしてましたよ。香水など強いにおいはマスクをすり抜けて鼻にくるので辛かったですね。

マスクをしてても強烈な匂いには、口呼吸で耐えたことも
よだれつわり
たえず口の中が唾液でいっぱいになってしまうよだれつわりは、飲み込むと気持ちが悪くなるので、定期的に吐きださなければいけません。
唾液は寝ているときにも分泌されるので、眠りが浅くなったり寝具が濡れてしまったりという症状に悩まされる人もいます。
枕もとに唾液用の洗面器やコップを置いて過ごす人も少なくないのですが、認知度は低いため、辛さを一番理解されにくいつわりといえます。
唾液の分泌が一日中続くため、口元を抑えるティッシュやタオルが欠かせません。
通勤や外出時などは、ホルダーの中に入れたペットボトルに吐き出したりする方法が役立ちます。

私はこのつわりは知りませんでしたが、とても辛い症状だと思います
つわりはいつまで
個人差がありますが、多くは妊娠初期の5~6週頃から始まり、妊娠3~4カ月(12~16週)頃まで続くと言われています。
赤ちゃんの胎盤が完成するまでの頃に相当し、母体の免疫反応の一種で起こるのではないかと考えられています。
つわりの噂
つわりにも色んな噂がありますよね。
・つわりが酷いと女の子が産まれる
・つわりが酷いと産まれてくる子は丈夫
・つわりが酷いとお腹の子は順調
・つわり中好きだったものは、産まれてくる子どもの好物になる
あげだすときりがないですが、本当にたくさんの噂があります。
私がつわりがひどすぎて弱音をはいた時、病院の先生に「つわりがあるのは赤ちゃんが元気な証拠」といわれたことがありましたよ。

きっと先生の優しさですが
もちろん、つわりがないからといって危険というわけではありません。
つわりは遺伝性のものでもないとされているので、もはや「運」と思った方が気が楽になります。
うまれてきたのは娘でしたし、今のところ体は丈夫、妊娠中にマックのポテトが好きになって、娘の好物はポテトですが、これも全て迷信ですよね。
男の子ママでもつわりはありますし、体も丈夫な子は丈夫です。幼児や子供は大体ポテトが好きですし、今後の好きなものなんていくらでも変わりますよね。
つわり中に解禁したもの
私はつわりがひどい中で、オットの前でげっぷをすることを解禁しました。
今までは、なんとなく恥ずかしいという思いから、げっぷを我慢してきましたが、妊娠中のげっぷはとても我慢できるものではありませんでした。
げっぷをすることで気分の悪さも解消されました。
妊娠してからというものコーラゼロを毎日飲むようになってしまったのは、ゲップが出やすい環境を体が求めていたからかもしれません。
まとめ
私は妊娠中、4週目からつわりが始まり、楽になってくるといわれている4ヶ月を越した頃も毎日吐いてましたし、正期産に入っても吐いてました。
妊娠中の記録を見ると出産の2日前が最後につわりで吐いた日となってました。
初期つわり・後期つわり、そんな言葉がいらないほど一貫して妊娠中は毎日吐きました。
私が吐き気をもよおすタイミングは1日のうちに2回あって、1回目は吐き気で目が覚める午前6時前。ここでは、胃液を吐いていました。
2回目は朝の通勤中。
電車の中で2回、ホームに出た瞬間に2回、会社に向かう道では数え切れないほど吐きましたよ。
私の軽減法は、炭酸飲料を飲んでゲップをよく出すことと、食べれる物をとにかく食べる(私はマックのポテトでした)、外出時はマスク装着。
水分を摂るのが辛い日が2日続いたら病院で点滴を打ってました。
小出しに食べれる物を常にカバンに忍ばせることもしていました。
つわりの症状や重さも人それぞれです。
つわりで入院したり、通院で点滴を打つ人もいるくらいなので、油断せずに体をいたわってあげてくださいね。
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