今や大人も、化粧下地として1年中使っている人が多い日焼け止め。
子どもが生まれたら、赤ちゃんに優しいものを選びたいと思いますよね。
肌に優しいって何?オーガニック?クレンジング不要?防腐剤なし?
いいえ、それだけにとどまりません!
実は日焼け止めって奥が深いです。
大人の日焼け止めも大切ですが、子どもの肌はそれ以上にデリケートに接しなければいけません。
赤ちゃんから使える日焼け止めに絞って、オススメを5つ紹介します。
実際に使っているものの使用感もレビューしています。
子どもも日焼け止めが必要
年々強くなる紫外線。
大人だけじゃなく、乳幼児や子どもに向けた日焼け止めが多くなってきました。
最近では紫外線に当たり続けることで、皮膚の老化が早まったり、皮膚ガンや白内障の原因になることがわかってきています。
子どもが無防備に紫外線を浴び続けるリスクを考えると、日焼け止めはマストといえます。
日焼け止め選びのポイントは
薄く塗っても、大人用の日焼け止めを赤ちゃんに塗るのは良くありません。
乳幼児の肌は、大人の3分の1~半分の薄さです。
大人が問題ない成分でも、乳幼児には刺激が強すぎる場合があるので、必ず子ども専用のものを選びましょう。
また、乳幼児の日焼け止めには、紫外線吸収剤不使用やケミカルフリーと書かれたものが多くあります。
紫外線吸収剤とは、紫外線が肌にとどく前に吸収して化学反応を起こすことで、日焼けを防ぐ成分のことをいいます。
日焼け止めの他の成分と馴染みやすいのでよく配合される成分ですが、この化学反応こそが肌への負担になりやすいといわれる原因です。
紫外線吸収剤を使用していない日焼け止めには、紫外線散乱剤が使われています。
紫外線散乱剤とは、肌への負担が少なく赤ちゃんでも安心して使用できるものです。
それぞれの特徴は
紫外線吸収剤は、白浮きせず塗りやすいのも特徴ですが、肌への負担が大きいです。
紫外線散乱剤は、肌には優しいですが、白浮きしてしまい塗りにくいです。
日常生活なら、SPF値は20~30くらい、PA値は+~++くらいで十分です。
このくらいの数値だと、紫外線散乱剤のみでできている日焼け止めが多くありますよ。
極力、肌に優しい成分のものと、洗う時に石鹸で落とせるものを選ぶといいですね。
日焼け止め5選
日焼け止め選びのポイントをもとに、クレンジング不要なもので、紫外線吸収剤不使用なものを紹介します。
実際の使用感も参考にしてみてください。
ALOBABY(アロベビー)
紫外線吸収剤・ディート不使用【アロベビー国産オーガニックUV&アウトドアミスト】
スプレータイプでシュッと吹きかけるだけでUVケアができる日焼け止めです。
さらに虫除けもできてしまいます。
紫外線吸収剤もディート(※1)も不使用なので安心安全といえます。
乳幼児は蚊に刺されやすいので、虫よけも必要アイテムとされていますが、アロベビーがあれば虫よけの持ち歩きは不要になりますね。
天然由来成分100%・虫除け成分もレモングラスやローズマリーなどの天然由来の成分です。
お湯で落ちるので、お風呂で優しく洗うだけ落ちてくれます。
虫よけスプレーをついつい忘れて外出しがちな我が家の救世主となってくれたので、今でも1番活用していて、ストックが常にある状態にしています。
(※1)ディート→昆虫などの虫よけ剤として用いられる化合物のことです。
日本では成分が弱めに作られているものが多いので、粘膜や顔・傷口などに使わなければ、まず安全だとされていますが、中毒事故も報告されています。
海外製のものは効果が強い分、成分も強いので、カナダでは幼児にディートを使ってはならないと厳しい法規制が取られています
ママバター UVケアミルク アロマイン SPF30 PA+++
ママバター は伸びがよいミルクタイプの他にミストタイプなどもあります。
私は個人的にミルクタイプが好きなので、こちらの商品を使っています。
もともとは自分が使っていたのですが、成分的に乳幼児も使える?と思って調べてみたところ、シリコン・紫外線吸収剤・鉱物油・合成香料・合成着色料・パラベン不使用ということだったので、娘の日焼け止めにも仲間入りしました。
ちゃんと石鹸で洗い流せるところもポイントとして愛用しています。
ちなみに虫除け予防とまではいきませんが、シトロネラやゼラニウムと、虫が嫌うエッセンシャルオイルをブレンドしているので、公園遊びの時にもおすすめです。
ユースキンS UVミルク SPF25 PA++ 40g
冬になると毎年愛用しているユースキンのクリーム。日焼け止めがあるなら買わない理由はないと手に取りました。
敏感な肌を毎日の紫外線から守る、日常使いの低刺激性日やけ止めミルクです。
うるおい成分・しその葉エキス配合で、無香料・無着色・弱酸性・アルコールフリー・紫外線吸収剤無配合と、乳幼児の肌へ使ってくださいといわんばかりの商品です。
普段お使いの石けんや洗浄料で簡単に落とせてベタつき感もありません。
こちらはちょっとお散歩に、という時に必ず使う商品で、他のものを顔や首に塗る時も手足はユースキンを塗ることもしばしばです。
ちふれ化粧品 ちふれ 日やけ止めミルクUVマイルド 30ml
プチプラなのにコスパ最強の化粧品といえばちふれですよね。
そのちふれからも肌に優しい日焼け止めが販売されています。
塗ったときにスッとなじみやすいミルクタイプなのにウォータープルーフです。
汗ばむ暑い夏でも化粧下地にも使えます。
ノンアルコール・無香料・無着色で、敏感肌の大人にも大人気です。
ヒアルロン酸・トレハロースといった保湿成分も配合・紫外線吸収剤も入っていませんよ。
DHC ベビー&ママサンガード日やけ止めクリーム
こちらはまだ使用したことはありませんが、次回試してみたいと思うことでランクインしました。クリーム状の日やけ止めなので伸びにも期待できますし、白浮きや液だれ・塗りむらがないという口コミも多くありました。

DHC HP
天然由来の紫外線防止成分を使用することで肌への刺激も抑えているそう。
専用クレンジング不要なので、ママのメイク下地として使っている人も多いようです。
おまけ2選
クレンジング不要なもので、紫外線吸収剤は入ってますが実際に使ってみて、娘にも良くて肌に優しかったものをおまけで2つ紹介します。
MAARO STRONG
現役ママが考案したという虫除けと保湿の効果もある日焼け止めです。
毎朝、顔を洗った後に保湿クリームを塗ってから日焼け止めを塗っていたので、保湿も入ってたら楽と思って購入してみました。
虫除けの匂いがするという口コミがあったので、匂いがきつかったら使用をやめようと思ったのですが、他の虫除けに匂いと大差ないと思いました。
国産のオーガニックハーブなど、99%が天然由来成分からできているのも高ポイントです。
石鹸だけで落とすことができます。
さらにSPF30・PA+++なので紫外線を強力にカットしてくれます。
アネッサ エッセンスUV マイルドミルク SPF35/PA+++
普段から私がアネッサ愛用者だったので、自然と手が伸びた1本でした。
アネッサの子ども用は1歳ごろから使用ができます。
アルコールや防腐剤・鉱物油が無添加になっているので、たまに私も使っています。
無香料でべたつかない使用感なので、子どもも嫌がらずに塗らせてくれますよ。
まとめ
子どもの肌は大人以上にデリケート。
そして毎日のことなのでしっかりケアをしてあげたいですね。
私は、値段の兼ね合いもありますが、お散歩用とお出かけ用に分けて使っています。(外に出ている時間で使い分けてます)
何種類かを使い分けることで、パターンと肌触りが変わるのか、子どもも嫌がらずに塗らせてくれます。

これがダメでもこっちは今日塗らせてくれた!と日替わりで使えます
毎日のことなので何種類持っていても普通に消費していくので色々試してみるのも良いですよ。
そして子どもと一緒に、私たちも使うことができるので、塗るのを嫌がる時は先につけてみて「一緒だよ」と安心感を持たせることもできますよ。
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