突然ですが、ひとりクイズ出します。
Q.ウシュアイアという地名をご存知でしょうか。
A.私は知りませんでした。
Q.フエゴ島はどうでしょうか。
A.もちろん、知りません。
Q.ビーグル水道という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
A.私は何となく耳にしたことがある程度でした。
Q.パタゴニアというエリアはご存知でしょうか。
A.ブランドのパタゴニアが地方の名称ということは知りませんでした。
Q.アルゼンチンという国はご存知でしょうか。
A.・・・。怒りの声が届きそうです。すみません。
ペンギン島と書きましたが、通称ペンギン島というのは、ビーグル水道周遊の島のことで、ビーグル水道とは、南アメリカのフエゴ島とその南側にある2つの島を隔てる全長約240kmの海峡のことをいいます。
アルゼンチンのフエゴ島の都市、ウシュアイアから行くことができます。
私が南米を旅した頃、絶対に行きたい場所の一つにビーグル水道がありました。
世界最南端の最果ての町ウシュアイア
ウシュアイアまでの行き方
ウシュアイアはアルゼンチンの一番下(世界最南端)の位置にあります。
一般的な行き方はアルゼンチンの都市、ブエノスアイレスから飛行機だと思います。
はい、みんな大好きスカイスキャナーで検索します。
検索するときに「ウシュアイア」と入力しても「ウスアイア」と候補が出るので、そちらを選択してくださいね。
ブエノスアイレスからは3時間半でいけますね。
国内線になります。あっという間のフライトですが、1年を通じて冷涼な気候のウシュアイアに到着する頃には、時期によっては雪景色が見られることもありますよ。

なんて寒そうな場所へ来てしまったんだ。わくわく
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ウシュアイアの街並みと観光
ウシュアイアには何があるの?と思われるかもしれませんが、立派な観光名所があります。
ウシュアイアの街並みです。
港町といった感じでとても綺麗です。
メインストリートも小さな町といった感じで、大きな建物はありません。
空気が澄んでて綺麗な街です。
観光名所は「斜めの木」です。フラッグツリーともいわれています。
ウシュアイアの中心地からは70〜80㎞離れた所にあります。
後ほど紹介しますが、ペンギン島へのツアーにセットで付いているので、ツアー申し込む方は必須で見ることができます。
ちなみにそのツアーでは綺麗な川辺を散策することもできます。
こんなに透きとおっている水ありますか。
飲んでも良いのでしょうか。飲みませんでしたが、こんなに透きとおっていたら美味しそうです。
この風景だけでも100点満点です。
すごく癒されました。
さて、有名な斜めの木です。
Arbol Bandera(アルボール バンデラ)という観光地になっています。
ウシュアイアは強風の町ともいわれていて、自然と木が斜めになったといわれています。
この日も風は強めでしたが、木が斜めになっているのは、風のせいではありません。
ビーグル水道
さてビーグル水道へペンギンに会いに行きます。
PIRAツアーは、唯一「ビーグル水道ツアー」でペンギン島に上陸できるツアー会社です。
他のツアー会社は、近くまで船で行って陸に降りずに帰るというものを扱っているそうです。
無数のペンギン島
Arbol Bandera(斜めの木)や自然を観光した後に、小型船に10分ほど乗船しているとペンギン島が見えてきます。
そこには無数のペンギンたちが。
ぐるりと小さな島中、どこを散策してもペンギンがいます。
あまりの近さに
人の靴を突くペンギンも。
注意すること
ペンギン達との距離が近すぎるので、領域にお邪魔しているヒト達は、ヒト達で決めたルールを守る必要があります。
・ゴミは必ず持ち帰ること
・ペンギンの2m以内に近づかないこと
・身を低くして、ペンギンにストレスを与えないこと
ペンギンの方から寄ってくるのはOKなので、靴を突かれたりします。
マゼランペンギン
マゼランペンギンの最大の特徴は、胸にある「2本」の黒いライン模様です。
(似ているといわれるフンボルトペンギンは1本です。)
マゼランペンギンという名前は、太平洋と大西洋を結ぶ海峡を発見した冒険家「マゼラン」に由来しています。
繁殖地は、アルゼンチンのパタゴニア沿岸から南アメリカ大陸の先端部、南部チリ沿岸へと続いています。
寒冷な気候にも適応していて、性格は攻撃的といわれています。
納得です。
体長は約70cm、体重約3.8kgでペンギンの中では中型です。
あれ?写真中央に違う種類のペンギンが紛れているのにお気づきでしょうか。
キングペンギン
コウテイペンギンと似ていますが、キングペンギンだとわかる、、

https://hotel-bfu.com/asaba-yoko/information/2019/04/30/penguin_mamechishiki/
すごくわかりやすい絵がありました。(こちらのサイト)
キングペンギンの繁殖地は、ケルグレン島など、6つの島で南大西洋とインド洋の南緯45度から55度にかけて位置する亜南極の大小さまざまな島に点在しています。
非繁殖期は繁殖地周辺の外洋で群れを作って生活していますが、たまに南米のパタゴニア地方やタスマニア島にも現れるとされています。
体長は85-95センチメートルほどで体重は10-16キログラムで、マゼランペンギンと比べても大きいのがわかります。
私が行った時に出会えたキングペンギンは3羽でした。
仲の良さが伝わってくるくらい、3羽そろってあっちへウロウロこっちへウロウロしていました。
会話をしているみたいに見えます。意思疎通ができているんですかね。
仲良く
帰っていきました。
自分たちの世界を持っているという感じがしました。
まとめ
ペンギン島いかがでしたか。
野生のペンギンということで餌付けはされてないものの、毎日たくさんのヒトが観光に来るからか、人慣れしていました。
世界最南端の町も素敵でしたよ。
これから行かれる方は是非楽しんできてください。
それではまた!
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